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岡本綺堂作「番町皿屋敷」

「いちま～い、にま～い…」で有名なお菊さん。
皿屋敷の伝説は落語にも歌舞伎にも作品化されています。
日本三大怪談のひとつとして有名な「番町皿屋敷」

岡本綺堂は、旗本水野十「郎左衛門が幡隨院長兵衞を
殺害した事件と組み合わせ、大胆な新解釈で小説化しました。
屋敷の所在は江戸の番町とされているものの、お菊が皿を
割るのは、男の愛を試すため。怨霊譚ではなく、女に自分の
心を疑われたことを許せず、愛するお菊を斬ってしまう
青山播磨という男の破滅的な性格を、岡本綺堂独自の
美学で描きあげています。

皿がすべて割られれば家が滅ぶという、物語中の伝説が、
悲劇的な播磨の最期に妖しい彩りを添えます。
 

◆日時：2022年8月19日（金）開始15:30（開場15:00 )
                                          終了17:00頃
◆場所：歌舞伎座3F 花篭ホール
◆参加費：一般3,000円　R会員2,000円/S会員1,000円
         　  青少年1,000円　※青少年: 満12才~26才未満
◆【参加申込み：Tpac:伝統文化交流協会 】
　下記予約フォームより以下ご記入の上お申込み
   願います。
 「イベント名「8/19 語り部」/お名前/電話番号/メールアドレス/
    予約人数 」
   後日、代金振込のご案内メールをお送りいたします。
 

朗読：斉藤由織
高校時代より朗読を始め、日本大学芸術学部在学中に故高橋博師に
アナウンスを、故西澤實師に朗読の教えを受ける。２０００年より
ぶれさんぽうずの一員として活動。定例公演のほか、音楽や伝統芸能
とのコラボレーションなど、さまざまなイベントや舞台で朗読を行う。
NHK文化センター,目黒学園カルチャースクール、早稲田エクステン
ションセンター中野校等で愛好者を指導。現在、神田松鯉師のもと
講談も学んでいる。
 

朗読：吉崎典子
フジテレビアナウンサーとして、「おはよう！ナイスデイ」
「スーパーニュース・文化芸能部」などを担当。現在はフリー
アナウンサーとして、ニッポン放送「私の正論」司会。
フジテレビ「アナトレ」専任講師。神田松鯉師に講談を学び、
歌舞伎のイヤホンガイド解説者を務め、衛星劇場「春風亭一之輔
のカブメン」の司会を担当するなど、古典芸能を愛好している。
 

主催：一般社団法人伝統文化交流協会       
共催：古典の日推進委員会
特別協力：歌舞伎座サービス株式会社 / ジャポニスム振興会