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  • ”氷川まりこ”の能楽鑑賞入門 第9回「能『百万』を読み解く」2022年5月20日(金) 14時~15時30分 国立能楽堂大講義室

能楽鑑賞入門 第9回「能『百万』を読み解く」

・能『百万』は、京都・嵯峨野の清凉寺
を舞台に、大念仏当日の人々の賑わいの
なかに母と子の再会を描く曲で、観阿弥
が得意とした「嵯峨の大念仏の女物狂い
の能」を、世阿弥が手を加え今日のスタ
イルにしたとされています。
・わが子と生き別れ物狂いとなった母・
百万が「芸尽くし」の舞を見せながら、
子を思う心を切々と語る、典型的な「物
狂い能」。
・晩春ののどかな光に満ちた清凉寺の
境内をイメージしながら、大念仏などの
仏教的な知識、「物狂い」とは何か、さ
らに物狂いと芸能との関連などを読み解
いていきます。




 

開催日時:令和4年5月20日(金)14時~15時30分(13時30分開場)
場所:国立能楽堂 大講義室(渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
講師:氷川まりこ
参加費:一般3,000円 /R会員2,000円/S会員¥1,500
            青少年¥1,000(満12才~26才未満)
定員:80名(要予約)
◆《参加申込》 伝統文化交流協会 事務局予約受付係
 下部予約フォームより以下ご記入の上お申込下さい。
【公演名:「能楽鑑賞入門5/20」/ お名前 /電話番号/ 申込人数】
  後日、受付確認メールにて代金振込のご案内をお送りいたします。


◆講師プロフィール:氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)
 横浜エフエム放送で開局準備から番組の企画・編成を担当。
 その後、フリーの放送作家、雑誌記者、編集者として幅広く
 トレンドの取材を重ね、1990年代以降は、能楽を中心に、
   茶、花、香、禅など室町期の東山文化の芸道、芸能を専門
 として、書籍や記事の編集・執筆、レクチャーなどを行なっ
 ている。豊かな経験と取材に裏づけられた知識を基に、多岐
 にわたるジャンルを縦横につなげて時代や文化をまるごと
 とらえる力は評価が高く、多くの取材の指名を受けている。 

◆国立能楽堂公演のチケット手配も!
 講座受講者でご希望の方には、取り上げた作品が上演される
 国立能楽堂公演の正面席チケット(有償・割引料金)を
 ご用意いたします。上記講座申込と合わせて、予約フォーム
 メモ欄にて「百万チケット何枚」とお申込ください
 (受付締切:5月6日)。   
  7月9日(土)13時開演 普及公演
    狂言『とちはくれ (どちはぐれ)』小笠原由祠(和泉流)
  能『百万 (ひゃくまん)』大坪喜美雄(宝生流)


主催:一般社団法人 伝統文化交流協会   
共催:古典の日推進委員会
特別協力:ジャポニスム振興会 


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