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能楽鑑賞入門第17回「『野守』を読み解く」 2023年1月20日(金) 14時~15時半 国立能楽堂第講義室

旅の途中、大和国・春日野を訪れた山伏は、この野を守る番人(野守)と名乗る老人に出会います。老人は、足元の溜まり水を示して、これが古歌に詠まれた"野守の鏡"だと教え、けれど真の"野守の鏡"は春日野に棲む鬼神がもつ明鏡なのだと語って姿を消してしまいました。真の野守の鏡を一目見たいと一心に祈りを捧げる山伏の前に、やがて鬼神が出現します。そうして、天界から地獄の底まであらゆる宇宙のありさまを明鏡に映して見せるのでした。壮大な世界観を背景にした物語のなかに、春日野という土地が意味するところ、古来"鏡"にはどのような力が託されてきたのか、考えてゆきます。


開催日時:令和5年1月20日(金)14時~15時30分(13時30分開場)
場所:国立能楽堂 大講義室(渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
講師:氷川まりこ
参加費:一般3,000円 /R会員2,000円/S会員¥1,500
            青少年¥1,000(満12才~26才未満)
定員:80名(要予約)

◆《参加申込》 伝統文化交流協会 
 下部予約フォームより以下ご記入の上お申込下さい。
【イベント名「1/20能楽鑑賞入門」/ お名前 / 電話番号 / 
   メールアドレス/ 予約人数】
  後日、受付確認メールにて代金振込のご案内をお送りいたします。


◆講師プロフィール:氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)
 横浜エフエム放送で開局準備から番組の企画・編成を担当。
 その後、フリーの放送作家、雑誌記者、編集者として幅広く
 トレンドの取材を重ね、1990年代以降は、能楽を中心に、
   茶、花、香、禅など室町期の東山文化の芸道、芸能を専門
 として、書籍や記事の編集・執筆、レクチャーなどを行なっ
 ている。豊かな経験と取材に裏づけられた知識を基に、多岐
 にわたるジャンルを縦横につなげて時代や文化をまるごと
 とらえる力は評価が高く、多くの取材の指名を受けている。 

◆国立能楽堂公演のチケット手配も!
講座受講者でご希望の方には、取り上げた作品が上演される国立能楽堂定例公演の正面席チケット(有償・割引料金)をご用意いたします。
上記講座申込と合わせて「野守チケット何枚」とお申込下さい(受付締切:1月6日)。
お渡しは1/20の能楽鑑賞入門講座会場となります。 
 2023年3月11日(土)13時開演 普及公演
 解説、 狂言『磁石』(網谷正美/大蔵流)、 能『野守』(廣田幸稔/金剛流)

主催:一般社団法人 伝統文化交流協会   
共催:古典の日推進委員会
特別協力:ジャポニスム振興会 

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