Tpacは一般社団法人 伝統文化交流協会が運営する公式サイトです。伝統文化を幅広くご紹介していきます。
「朗読会:朗読と琵琶のコラボ」2024年10月30日13:00~ 歌舞伎座花篭ホール3階
語り・朗読 結ノ会
■平岩弓枝作「ふたりぼっち」
気は良いけれど、強情っぱりでわがまま。子どもみたいな村越きむ子は、元芸者で二号さん
あがり。一方、身よりたよりのないお手伝いさんのくめ子。この二人、寄るとさわるとケンカ
ばかりしながらも、何故か別れないで神楽坂で十五年も一緒に暮らしている。それがある日...。
■『平家物語』より「祇王と佛」「那須与一」
琵琶法師によって語り継がれたと言われる平家物語は、十二巻に添えて灌頂巻という壮大
な作品です。雄壮な源平合戦の場面も見どころ、聞きどころですが、それを取り巻く女人
の逸話もまた、哀愁ただよう場面がたくさんあります。今回は、女性は「祇王と佛」男性
は「那須与一」を取りあげます。那須与一の物語は琵琶歌では「扇の的」というタイトル
で今でも大変良く演奏されています。今回は斉藤由織の朗読と琵琶奏者坂田美子の琵琶歌
と語りを交えてお届けします。
【詳細】
2024年10月30日(水)13:00開演 (12:30開場)
歌舞伎座花篭ホール(歌舞伎座3階)
参加費:一般4,000円 R会員3,000円/S会員2,000円
青少年1,000円 ※青少年: 満12才~26才未満
【アクセス】 ※当日、歌舞伎座正面玄関からの入場はできません。
【参加申込み:Tpac:伝統文化交流協会】
メールまたは下記予約フォームより、
『イベント名「10/30結ノ会」/お名前/電話番号/メールアドレス/
予約人数』をお知らせください。
後日、代金振込のご案内メールをお送りいたします。
◆メール:Tpacdentobunka@gmail.com
◆予約フォーム:下記
中学より琵琶を半田淳子に10 年間師事。
以後、謡曲を浅見重好に、講談を神田松鯉に学ぶ。古典曲の他に、現代語の弾き語り等も
創作。また、琵琶ユニット“びかむ”を結成し、琵琶歌、民謡、子守歌などのアレンジ曲や
オリジナル曲、音楽物語等を多数発表。
第40 回琵琶楽コンクール第一位、文部科学大臣賞受賞。
NHKTV「新日本紀行ふたたび」テーマ曲(冨田勲作曲)の作詞と歌を担当、「名曲アル
バム」では『壇ノ浦~安徳天皇入水』を自作自演。「声に出して楽しむ平家物語」講座を
大人の休日倶楽部他で開催。20 ヶ国を超える海外公演等、希少な琵琶奏者の一人として
琵琶普及活動にも注力している。
桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。
語り・朗読 斉藤由織(さいとうゆおり)
高校時代より朗読を始め、日本大学芸術学部在学中に故高橋博師にアナウンスを、故西澤
實師に朗読の教えを受ける。2000年より「ぶれさんぽうず」の一員として活動。定例公演
のほか、音楽や伝統芸能とのコラボレーションなど、さまざまなイベントや舞台で朗読を
行う。NHK 文化センター, 目黒学園カルチャースクール、早稲田エクステンションセンター
中野校等で愛好者を指導。現在、神田松鯉師のもと講談も学んでいる。
主催:伝統文化交流協会
協賛:古典の日推進委員会
後援:ジャポニズム・歴史街道